いつも子どもたちへの温かいご支援ありがとうございます。
いまこそ、社会全体で子育てを
「最初はただ単に、自分たちの仕事(共済事業)に役立つことだけを考えていましたが、チャイルドラインの話を聞いていくうちに、『子どもへの支援は日本社会の未来を創ること』だと気づいて、やらなければならないと思うようになりました。子どもは未来の宝ですからね」
忘れもしません。チャイルドラインに支援すると決めていただいたときの神奈川県生活協同組合全国共済の上関康樹理事長の言葉です。
子育ては本来、社会全体で取り組むものなのに、地域共同体が崩壊した現代においては、「ワンオペ育児」という言葉に象徴されるように、おもに親と先生など子どもを取り巻く少しのおとなが担っているのが現状です。それゆえ、虐待やいじめ、不登校などさまざまな子どもをめぐる問題が、いまの子どもたちを生きづらくしています。
動物にとって、いちばん大切な仕事はいうまでもなく「次世代を育むこと」です。人間以外の動物は生命の摂理に則り、このことだけを真剣に考えて自分たちの種が永続するよう努めています。
翻って、人間はどうでしょうか。いじめや虐待のニュースが流れても、学校や親などの責任に矮小化してしまっているのではないでしょうか。もちろん、子どもの問題は直接子どもにかかわるひとに負うところが多いのも事実ですが、その背後には日本社会のありようが厳然と横たわっていることを忘れてはならないと思います。この社会をつくってきたのはわたしたちおとななのですから、子育ての責任ももちろんすべてのおとなにあり、いまこそ子育てを社会全体で真剣に考えるべきなのはないでしょうか。
子どもは未来です。日本の将来は、いまの子どもたちにかかっています。そう考えると、子どもの問題を放置しているいまの日本のおとなたちは、日本の未来を真剣に考えていないことになります。諸外国では「親は子どもを一時的に預かっているにすぎない」という考え方があります。ですから、子どもの問題はすべてのおとなの責任といっても過言ではありません。
企業も行政もNPOも市民もみんなで力を合わせて、子どもたちの健やかな成長を見守っていく必要があると思います。わたしたちNPOの使命や目標が多くの企業と重なり、ひいては社会全体の共通認識となる。多くのひとを巻き込みながら、みんなで協力していかなくては、と思います。
持続可能な社会をつくっていくために、わたしたちができること。それは、次世代を担う子どもたちをすこやかに育てることに尽きます。これこそが、動物にとってもっとも大きな使命なのですから。
代表理事 徳丸 のり子
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100枚セット 5000円
※金額の一部は、子どもたちを支援する寄付金になります。
よくあるご質問
寄付について
- 税制優遇を受けるためにはどうしたらいいですか?
- 個人の方の場合、確定申告を行うことで寄付金控除が受けられます。
住民税控除については、各都道府県、各市区町村によって異なります。詳しくはお住まいの自治体、税務署にお問い合わせください。
- 領収書はもらえますか?
- 寄付いただいたみなさまには、領収書を発行いたします。
原則、領収書の再発行はいたしかねますので、大切に保管してください。
※領収書についての注意事項
クレジットカードでご寄付をお申込みされた場合、お申込み日ではなく、決済代行会社から当団体に入金された日付となります。お申込み日と当団体入金日が2~3か月異なりますことをご了承ください。
マンスリーサポーターの継続寄付は、年に1度(1月末頃発行)、前年にご入金が確認できた寄付額の明細と合計金額を記載した領収書を郵送します。
活動、その他について
- 子どもの声を聴くボランティアにはどうしたらなれますか?
- 隔年で実施する子ども支援者養成講座(前後期)を受講していただき、面接を受けていただきます。
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- ボランティア募集については、随時よこちゃMagazineでお知らせします。
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