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喪失感

 

 

最近、物忘れが激しくなった私は、喪失感について考えてみた。辞書を調べると「自己の価値観における大切な人やもの、大事にしてきた物事が失われてしまったという悲痛な感覚や心境」という。

認知症になった家族や老年期に自身で感じることもあるらしい。

「記憶喪失になったぼくが見た世界」では、事故により重度の記憶喪失になった美大生の青年の手記と母親のその時の記憶が綴られている。食べること、眠ることすらもわからない世界とは一体、どんな世界なのか?電線を表現した「がんばってついてくる線の動きがおもしろい」など、生まれて初めて世の中を見る子どもの感覚に近い。そしてものの言葉も親のことも忘れてしまった息子に寄り添い、一つひとつ教えながら、時には突き放す母親の苦悩は、他人ごとではなく、身につまされた。

現在、この作者の坪倉優介さんは、過去の記憶が戻らないままにそこからの人生を生き直し、草木染職人として独立している。彼や家族の喪失感は、想像できないが、「過去の18年の記憶よりも、はるかに大切なあたらしい過去が愛おしい」という言葉に勇気をもらえた。

 

もし、私が、物忘れがさらにひどくなって、喪失感を持ったとしても、そこからあたらしい過去が積み重ねていけるといいなと思う。

 

 

by フルーツパラダイス

皆さまに幸せが訪れますように。
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