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健やかに老いる

 

30年ぶりに年末年始を両親が住む実家で過ごした。90歳の父は、胃がんを完全に克服し、食欲旺盛になり、88歳の母は、糖尿病で1日4回のインシュリン注射を打ちながらも三度の食事の支度など家事をこなしていた。

 

高齢化社会のテーマでもある「健やかに老いる」つまり、いかに健康寿命を延ばすかの三大要素の割合は環境が2、遺伝が2、生活習慣が6らしい。

 

もしや両親の元気の秘訣は生活習慣(ライフスタイル)にあるのではないか?数日間、行動を観察することにした。

 

父は、朝起きて、NHKのニュースを見ながら、新聞を読み、3食しっかりと食べ、胃に負担のある繊維質はよく噛んでから吐き出す。活字を読み、80年間、株の売買を趣味とし、散歩と称して往復30分の郵便局へ出向く。

 

一方、母は、朝5時に目覚め、新聞書評の書き写し(80の手習いで週1回、書道を習っている)とアイパッドでゲームを楽しむ。食事以外は、二階で暮らし、一部をサロンにしているため、自由に知人が出入りし、日本中から取り寄せた美味しいものとお茶でおもてなしするのを喜びとしている。階段の昇り降り1日10往復。

 

二人の共通点は、好きなことを自由に楽しみ、ほどほどの運動をし、しっかり食べて寝る。一見、当たり前のことのように思えるが…

 

74歳の吉永小百合さんを10ヶ月密着取材したNHKの番組で印象深い彼女の言葉があった。

「映画が好きだから、今も新しい映画にチャレンジする。でも、それは努力ではない。努力って自分の力以上に頑張ることでしょう?ただ単に自分ができることをしているだけですから」

 

そうか。健やかに老いるためには、努力しないで自分のできることを当たり前にする。永年のライフスタイルが高齢になってから生きてくるということなのかもしれない。

 

by フルーツパラダイス

 

 

《活動ニュース》