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米寿の母

9月11日は、北海道に父親と2人で暮らす母親の87回目の誕生日だった。

今回の震度7の地震では停電を余儀なくされ、さぞ不安であろうと電話をかけた。

すると「なんにも困ったことはない。明るいうちにご飯を食べて夕方6時にはさっさと寝て、夜中にトイレに起きたら街灯がついていた。ガスは使えるので赤飯を一升炊いて、近所の人々に配ったら喜ばれた」とのこと。なんともたくましい。

 

魔女のような母は不思議な体験を持つことも多い。かつて50代前半の頃、実家のある根室と継母が入院する札幌を一ヶ月に4往復したことがある。その距離往復で890km。母は、クリーニング店経営と三人の娘の子育て(?)をしながらの看護だったが、結局白血病で継母は亡くなった。その直後、疲れのためか居眠り運転をした母が前を走るトレーラーから突き出た鉄の棒に突き刺さりそうになった。母の車のフロントガラスと鉄の棒が数センチのところで大きなクラクションの音が鳴り、目覚めてブレーキを踏んだ。まわりを見ると他に車はなく、自分の手がクラクションにかかっていることに気づいたらしい。それからも同様のことが重なり、「きっと母さんが守ってくれているんだ」と確信していた。

 

それから30年たった今も、新しい出会いが多く、家には多くの客人が訪れ、無料サロンはいつも満員御礼。父が「こんなに誕生日を祝ってもらえる80代は珍しいな」と言うほど多くの花束や食事の誘いがあったらしい。80代で元気でいてくれるだけでありがたいのに、私たち娘が元気をもらえる。そんな母の口癖「幸せ~。いつ死んでも悔いはない」を私も真似している。

 

 

 

 

 

byフルーツパラダイス

 

 

  

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