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熊本便り 8

「がまだせ、熊本」

 

地方には地方ならではの方言がありますが、熊本弁はかなりユニークで、面白い言葉がたくさんあります。真偽のほどは定かではありませんが、一説によると、熊本弁は「かわいい方言」で全国2位なのだそうです(ほんとかな)。

そんな熊本弁を少し紹介しましょう。わたしがもっとも好きな熊本弁のひとつが「むしゃんよか」です。これは「かっこいい、見栄えがいい」という意味で、漢字で書くと「武者ん良か」。語源は「武者姿がいい」ということでしょう。「あーたはたいぎゃなむしゃんよかねー(あなたはたいへんかっこいい)」と言いますが、この言葉は建物などにも使われます。「熊本城はどこから見てもむしゃんよかー」などです。

 そして、この武者という言葉は熊本では今も日常的に使われています。熊本城の石垣は「武者返し」、人気のお菓子も「武者がえし」なのです。ですから、熊本城の石垣をつくった加藤清正もいまだに根強い人気で、「清正公(せいしょこ)さん」と呼ばれて慕われています。

ところで、「むしゃんよか」の「よか」はじつはとても使い方がわかりにくい言葉で、使いかたによっては「いい」でもあり、「いらない」という意味でもあります。「よかたい」と熊本のひとはよく言いますが、そのときのニュアンスで「いいでしょう」という意味でも、「よくないでしょう」という意味でもあるので、注意が必要です。

ほかにも、「むぞらしか(かわいい)」「いっちょんすかん(まるっきりいや)」「なんとんつくれん(ばかばかしい)」「とつけむにゃー(途方もない)」「とぜんにゃあ(さみしい」」「きなっせ(来なさい)」など、まあたくさんありますが、40年以上も熊本を離れていると、聞いて意味はわかるとしても、その言葉は使いこなせなくなっているわたしがいます。

といっても、わたしの連れ合いは「あなたはどこへ行っても熊本弁を使っていた」と言います。言葉は標準語を使っていても、アクセントは熊本弁だったのだと。そういえば、見知らぬ人にもよく「九州出身でしょう」と言われます。学者によれば、9歳のとき住んでいた地方のアクセントは一生残るといいますから、さもありなんというところでしょう。

 さて、最後に「がまだせ、熊本」「がまだすばい、熊本」

 昨年の大震災以降、あちこちに見られるポスターに書いてある言葉です。「がまだす」とは熊本弁で「働く、精をだす」という意味です。

熊本のひとは、ほんとうによく働きますが、この言葉に多くのひとが励まされ、自分を鼓舞して頑張ってきました。いまも現在進行形ですが、やはり熊本には熊本弁がしっくりくるようです。

 

 

徳丸のり子 

 

 

 

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