
先日、仲間とDVD視聴をした。
自閉症の東田直樹くんが12歳のときに母親の美紀さんと共著の
「この地球(ほし)にすんでいる僕の仲間たちへ」に付録でついていた
16分のDVDだ。
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直樹くんは声を出しながらパソコンのキーボードを激しくたたきながら執筆活動したり、
ひまわりの絵を描いていた。そして気分転換に、お絵かきボードでひらがな、カタカナ、漢字、英単語を書いては消して遊んでいた。
その中で、意味のない言葉の羅列を何度も何度もお母さんに読ませて喜んでいるのが印象的だった。あとで、わかったことだが、本人は英語のような韻を踏むリズミカルな言葉が好きだそうだ。
直樹くんは、1歳の頃、他の人たちがしゃべれることに気づき、3歳で自分が他の子たちと違うことで親が傷ついている姿に絶望した。
それでも、幼稚園から小5まで普通学級で必死に勉強や縄跳びなどを学んだらしい。
そして12歳になって初めて自分の気持ちを表現できるようになり
「人に勇気を与えられるような作家になるのが僕の夢です」と言っている。
25歳になった彼は、夢を実現している。母親の美紀さんの苦悩と忍耐の日々も少しは、救われたのではないだろうか?
by フルーツパラダイス