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ビジョンーめざす社会のすがた―

おとなも子どもも自分らしく伸びやかに生きることのできる社会

日本の子どもたちの、いま

日本の子どもたちは幸せでしょうか。食べるものには困らないし、教育も充実していて、何か問題あるの? と思われる方もたくさんいらっしゃるでしょう。

では、次の数字をごらんください。


「3人に1人の子どもが孤独を感じている」(2007年ユニセフ調査)

「3日に1人の子どもが虐待死している」(2009年厚生労働省調査)

「10人に8人の高校生が疲れを感じている」(2008年日本青少年研修所調査)

「毎日1.4人の子どもが自殺している」(2009年警察庁統計資料)

「子どもの6人に1人が貧困」(2013年厚生労働省調査)

「2人に1人の子どもが自分はダメな人間だと思っている」(2010年日本青少年研修所調査)


少子化にもかかわらず、何らかの生きづらさを抱えている子どもたちが急増しています。背景には、経済優先の社会をつくってきたことで、「効率」が重要視され、大切な大切な人間関係まで効率化し、ひとのこころについてはケアが行き届かなかったことがあります。


そして、拝金主義がまかりとおり、「お金で買えないものはない」と豪語した若者まで現れました。その結果、子どものみならず、おとなも疲れ果て、年間3万人にものぼる自殺者を生み出しました。



「パンへの飢えがあるように、ゆたかな国にも飢えはあります。愛とか、親切とか、思いやりといった"こころの飢え"です。それは一切れのパンに飢えるより、激しい飢えです」

マザーテレサのこの言葉は、深く胸に突き刺さります。


いま、取り組まなければならないのは、おとなも子どもも「生きててよかった」「わたしはわたしでいいんだ」と思えるような、あたたかく思いやりのある社会の実現です。

そう、「おとなも子どもも自分らしく伸びやかに生きることのできる社会」です。

ともに、がんばりましょう。


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